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はばたく [作品]


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出来上がりが楽しみ。

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すぐに羽ばたいていってしまうのだと思う。
この後、乾いたら色付けするそうな。
こういう作品に出会うと、子どものアトリエをやっていてよかったなあという気持ちになるし
自分が励まされて、いろんなことを思い巡らせたりします。

子育てしているときは、いつまでこんなことが続くのだろうと思ったりする。
いつかオトナになるんだろうけど、
どんな人になっちゃうんだろうと心配になる。

それより先に、自分がどんな自分になれるのか考えたい。でも、
子育てしているときは、そんなことも考えられなかった。
いいお母さんになりたかったし、子どもたちになんかしてあげたかったし。
だけど、いいお母さんにもなれないし、子どもたちにも何にもしてあげられない。
自分のことも考えられない。

どうやって生きていったらいいのかわからなくて、
いつまでもこのまんまじゃいられない、と思って何か始めようと探した。
そして、末永蒼生先生の色彩学校の「子どものアトリエを開きませんか?」という
小さな新聞広告に惹かれて青山に行った日から12年、、かな。
今は、なくなってしまったチャイルドインストラクターコースというのを受講して、
卒業するなり、自分のアトリエを開いて、本部のアトリエでも働き始めた。
長女が中1で、次女が小3だった。

今は2人とも家を出て、長女はアメリカで、次女は京都で
それぞれ勉強している。

アトリエを開いていたことで、きぬたまあそび村のアートの日を手伝うことになった。
PTA会長をやっているときに、せたがや水辺の楽校が開校した。

水辺の楽校の忘年会にはいつもバタバタと終わり間際に参加して、
「あちこちに首をつっこんで、少しづつしかお手伝いできませんが、点と点とを繋げていくことができたら」と言っていたのだけど、ここ数年は出欠確認と集金係をするようになった。

人にはそれぞれ色々な考え方があってそれぞれいろんな生き方があると思う。
満員電車に乗って、毎日会社に行く生活はもうできないな、と思って会社を辞めた。
結婚して子どもを産んで、子育てしていて、またも
このまま子育てだけしている生活はもうできないな、と思ってシゴトを探した。

子どもたちがいなくなって淋しいでしょーとよく言われるけど、
ごめんね、あんま淋しくない…
2人とも、しっかりオトナになってくれて、むしろ嬉しい。

結局、いいお母さんにもなれなかったし、子どもたちにも何もしてあげられないままだけど、
わりといい自分になれているのではと思う。

NPO法人のシゴトをやりながら、アトリエをやって年に40日くらい小学校の図書館のお手伝いをしている。
この生き方はマイノリティーかもしれないし、
いろんな難しいことはあるけれども、だいたいにおいて
今の自分はオッケーで、
気にいっています。




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